コマドリ[亜種タネコマドリ](東京都 三宅島 2025年6月中旬)
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2025年6月中旬
Canon EOS R6 MarkⅡ
Canon RF200-800mm F6.3-9 IS USM
No.3,4 1.6倍(クロップ)
トリミング無し、露出補正無し、色補正無し
コマドリ[亜種タネコマドリ]
Larvivora akahige tanensis
脊索動物門 脊椎動物亜門
鳥綱 スズメ目
ヒタキ科 コマドリ属
危急 VU Vurnerable(IUCN)
絶滅危惧Ⅱ類 VU(環境省)
東京都 三宅島
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伊豆諸島三宅島での、野鳥探し。
今回は鳴き声とあわせて、「動いている鳥がいないか」ということにも意識して、探鳥しました。
すると、歩く先の地面で、小さな鳥が動いているのを発見。
すぐに飛んでしまったのですが、飛び渡った先はなんと、より近い柵の上でした。
尾羽を持ち上げたポーズが、なんとも可愛らしい。
「幼鳥だろうな」「でも、何の幼鳥だろう?」と頭を巡らせながら、撮影しました。
しかし、すぐにこの場所から飛び立ってしまい、今度は藪の中へと姿を隠してしまいました。
「あぁ、もう少し、じっくり撮りたかったなあ」と思いつつ、歩きながらの探鳥を再開。
しばらく先まで進んだところで再び、地面で鳥が動いているのに気づきました。
こちらを見つめる目が、可愛らしい。
場所が離れているので、先ほどとは別個体ですが、同じ種のようです。
撮影後に調べたところ、タネコマドリの幼鳥のようです。
タネコマドリの成鳥雄は、鮮やかなオレンジ色をしていますが、幼鳥にもその片鱗が、うかがえますね。
ぬかるんだ地面を突いていたので、この場所で餌を探していたと思われます。
見かけたのはこれだけでなく、さらに少し歩いた先でも、別の個体を撮影できました。
脚が長い、スマートな体形をしています。
タネコマドリは三宅島で繁殖していて、幼鳥が独り立ちし始めている季節だったのですね。
ただし島内のどこでも、ということは無いようで、幼鳥を見かけたのはこのエリアのみでした。
思いがけず、幼鳥も観察できたタネコマドリ。
ますます、この鳥への興味が深まった、今回の出会いでした。
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