オオセッカ (栃木県,埼玉県,群馬県 渡良瀬遊水地 2025年5月下旬)

 

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2025年5月下旬

Canon EOS R6 MarkⅡ 

Canon RF200-800mm F6.3-9 IS USM

1.6倍(クロップ)

Canon EXTENDER RF2x

トリミング無し、露出補正無し、色補正無し


オオセッカ

Helopsaltes pryeri

脊索動物門 脊椎動物亜門

鳥綱 スズメ目

センニュウ科 センニュウ属

準絶滅危惧 NT Near Threatened(IUCN)

絶滅危惧ⅠB類(環境省)

絶滅危惧Ⅰ類(栃木県)

栃木県,埼玉県,群馬県 渡良瀬遊水地

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5月下旬の、渡良瀬遊水地。

昨年、オオセッカを撮影したエリアにも、行ってみました。

それらしき声は聞こえているのですが、なかなか姿を確認することができず。

しばらく時間を使ってようやく、鳴きながら葦原から飛び立ち、すぐにまた降りるオオセッカの姿を、確認することができました。

でもその多くは、葦原の茂みの中に着地して、姿が見えません。

ようやく、姿がわかる場所に着地した個体がいたので、レンズを向けました。

褐色に、黒い斑点がある翼。

そして尾羽が長いのが、オオセッカの特徴です。


目が慣れてくると、このエリアでは複数の個体が、囀り飛翔をしていることがわかりました。

次の写真は、枯れた葦に着地した個体。

この写真を撮っていて、飛んでいる時だけでなく、下にいる時も囀っていることがわかりました。


これで、鳴き声よりも飛んでいる個体数が少ない理由が、わかりました。

喉のあたりは白、お腹は薄い茶色をしています。

クチバシの内側も、薄オレンジ色のコヨシキリとは違い、体と同じ地味な色をしています。


オオセッカは、東アジアにのみに生息する種。

成鳥の数は15000羽以下と推測されていて、準絶滅危惧(NT)に分類されています。

撮影の難しい鳥ですが、今回の結果に満足せず、今後もレンズを向けていこうと思います。

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