クロツラヘラサギ(東京都 葛西臨海公園 2024年5月上旬)
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2025年5月上旬
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クロツラヘラサギ
Platalea minor
脊索動物門 脊椎動物亜門
鳥綱 ペリカン目
トキ科 ヘラサギ属
危機 EN Endangered(IUCN)
絶滅危惧ⅠB類 EN(環境省)
絶滅危惧Ⅰ類(東京都)
東京都 葛西臨海公園
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5月上旬の、葛西臨海公園。
池の杭の上で、クロツラヘラサギが休んでいました。
この場所にいたのは2羽。
いずれも、クチバシを体に埋めていました。
でもしばらく観察していると、ときどき起きて、動いていることがわかりました。
2羽を1画面におさめるのは難しかったので、1羽に狙いを定めて望遠鏡をセットし、撮影しました。
トップ掲載動画は、左の翼を伸ばしたところ。
次の動画は、独特のへら状のクチバシで、足や脚を手入れしているところ。
クチバシ全体が赤みを帯びているので、まだ若い個体かと思われます。
こちらに顔を向けた時の表情には、あどけなさを感じました。
次の動画は、バランスを崩しそうになって、翼を広げたところ。
翼の内側(下面)も、先端以外はほぼ、白一色なのですね。
葛西臨海公園では、約1年前に、クロツラヘラサギを撮影していました。
それ以降も何度か観察はしていましたが、距離が非常に遠く、掲載できる写真/動画を撮影できていませんでした。
この季節になるとこの杭にくる頻度が高まるのか? 久しぶりに撮影することができました。
次の動画は、右の翼を伸ばしたところ。
クロツラヘラサギは東アジアでのみ、観察されている種。
日本では西日本で観察される割合が高く、東日本での観察事例は少ないとのこと。
その中で葛西臨海公園にはわずかな個体数ながら、冬を過ごしに来る個体がいるようです。
全世界でも個体数は少なく、7千羽以下とも、成鳥は3千羽以下とも言われています。
IUCNレッドリストではEndangerd(EN)、日本でも絶滅危惧IB類に分類されています。
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