コホオアカ(神奈川県 相模川 2025年3月上旬)

 

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2025年3月上旬

Canon EOS R6 MarkⅡ 

Canon RF200-800mm F6.3-9 IS USM

No.2,3,4,5,6,7,8 1.6倍(クロップ)

Canon EXTENDER RF2x

トリミング無し、露出補正無し、色補正無し


コホオアカ

Emberiza pusilla

脊索動物門 脊椎動物亜門

鳥綱 スズメ目 スズメ亜目

ホオジロ科 ホオジロ属

神奈川県 相模川

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コホオアカが観察されていると聞いて、相模川に行ってみました。

川岸ではホオジロ類がいそうな場所がたくさんあり、実際に複数種を見かけました。

「これは探すのは大変そうだ」と思っていたところ、複数の人がカメラを構えている場所に遭遇しました。

そのレンズの先を見てみると・・・

ほっぺの赤い鳥がいました。


同じくほっぺが赤い鳥としては、ホオアカを掲載したことがあります。

しかしホオアカと違って、赤い部分は目の上にも広がっています。

また、胸を横切る帯もなく、縦班が腹の下部まで続いています。

この個体はホオアカで、間違いなさそうです。


しばらくまえからこの周辺で、この1羽が観察されていたようです。

複数のカメラマンがレンズを向けていても動じることなく、この地面にいてくれました。

どうやら、地面に落ちている植物の種を、食べていたようです。


頭頂部(頭央線)は薄い茶色、その隣の頭側線は濃い茶色。


翼は、このような環境にいる他の種と同じような、茶色や黒の羽。

顔が見えないと、識別は難しそうです。


下面の縦班は下のほうまで続いていますが、お腹は白に近い色ですね。


コホオアカは、当ブログ初掲載の種となります。

単独でいたので他種と比較できませんでしたが、ホオジロやホオアカよりも、ふたまわりくらい小さいようです。

日本では、観察事例が少ない種とのこと。

相模川では11月下旬に、コウライアイサアカガシラサギを、観察することができました。

2024-25年冬の相模川は、稀種の”当たり年”だったようです。


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