アカガシラサギ(神奈川県 相模川 2024年11月下旬)

 

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2024年11月下旬

Canon EOS R6 MarkⅡ 

Canon RF200-800mm F6.3-9 IS USM

No.1,3,5,6 1.6倍(クロップ)

Canon EXTENDER RF2x

トリミング無し、露出補正無し、色補正無し


アカガシラサギ

Ardeola bacchus

脊索動物門 脊椎動物亜門

鳥綱 ペリカン目

サギ科 アカガシラサギ属

神奈川県 相模川

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11月下旬の、相模川。

野鳥の姿を探していると、川岸にやや大きな鳥がいるのに気づきました。

サギの仲間だと思いますが、ヨシゴイにしては大きくて幅があり、生息環境も違います。

ゴイサギの幼鳥にしては小さく、羽の色も違うように見えます。

背中は、赤みを帯びた茶色一色。


調べたところ、アカガシラサギの冬羽の個体だということが、分かりました。


この時は川岸で場所を変えながら、餌を探していました。

川に突っ込んで、魚を捕らえるシーンも、観察することができました。

水から上がった後は、体を震わせて、羽を乾かします。


笹藪の間でこちらを見る様子は、なんだか人間臭く感じますね。


首を伸ばすと、「この鷺も首が長いのか」と気づきます。

そして首周りは何かをまとっているような、美しい模様をしています。

お腹は、ふわふわした真っ白な羽。


足は太くて短く、がっしりした印象を受けます。


飛ぶと、翼から尾にかけての白が以外に広い面積で、立っている時とはずいぶん印象が違います。


アカガシラサギは、東アジアから東南アジアにかけてのみで、観察されている種。

日本での観察事例は少なく、稀種とされているようです。

相模川に、このような変わり種の鷺が、来ることがあるのですね。

「先入観は持たず、何かいるかな?と思った時はちゃんと確認しよう」とあらためて思った、今回の出会いでした。



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