シベリアジュリン(神奈川県 多摩川二ヶ領宿河原堰 2024年1月中旬)

 

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2024年1月中旬

Canon EOS 90D 

Tamron SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2

トリミング無し、露出補正無し、色補正無し


シベリアジュリン

Emberiza pallasi

脊索動物門 脊椎動物亜門

鳥綱 スズメ目 スズメ亜目 

ホオジロ科 ホオジロ属

神奈川県 多摩川二ヶ領宿河原堰

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多摩川ニケ領宿河原堰付近での、野鳥探し。

今回は事前情報を得ていたこともあり、神奈川側の河原を探索しました。

事前情報と、現地でお会いした、親切なカメラマンさんのおかげで、無事に出会うことができました。

シベリアジュリンです。


オオジュリンの近似種で、関東地方で観察されるのは珍しいようです。

オオジュリンは葦の茎にいることが多いので、地面にいたのは意外に感じました。

地面で何をしていたかと言うと・・・

落ちている、草木の実を、食べていたようです。


ややこしいのは、この場所には、オオジュリンもいるということ。

木の枝の高い場所にいたこの個体は、オオジュリンのようです。


(この記事で↑の写真の個体のみ、オオジュリンです)

非常に似ていて、見分けるのが難しいです。

フィールドで見分けられないから、シベリアジュリンの目撃例が少ない、という説もあるとか??

自分が同定の判断基準にしたのは、クチバシの色と形。

上のオオジュリンのクチバシは、丸っこく、上下のクチバシの色に違いがないように見えます。

それに対して、シベリアジュリンは・・・


上は黒っぽい色、下はピンクっぽい色をしています。

形も、二等辺三角形のような、シャープさがあります。

それと、体全体が白っぽく、特に胸部の縦班が少ないですね。

体の大きさも、オオジュリンより小さく感じました。

でも、後ろから見ると、違いがよく分からない。


この個体はしばらくの間、地面で餌を探していました。

しかし何かに驚いたのか、近くの葦原の中へと、避難。


さらに飛んで、穂の上に、とまりました(トップ掲載写真)。

避難するには目立つ場所だな?と思ったら・・・

この実も、食べるのですね。


オオジュリン以上に、可愛らしさを感じた、シベリアジュリンでした。



(参考)頭部トリミング写真


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