ヒドリガモ × アメリカヒドリ 交雑種(東京都 水元公園 2024年12月上旬)

 

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2024年12月上旬

Canon EOS R6 MarkⅡ 

Canon RF200-800mm F6.3-9 IS USM

トリミング無し、露出補正無し、色補正無し


ヒドリガモ × アメリカヒドリ 交雑種

脊索動物門 脊椎動物亜門

鳥綱 カモ目

カモ科 ヒドリガモ属

東京都 水元公園

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水元公園での、野鳥撮影。

公園内には、冬の水鳥たちがずいぶんと、やって来ていました。

なかでもヒドリガモは数が多く、30-40羽程度の群れを、複数の場所で見かけました。

その群れの中に、頭にグリーンの羽が多い個体がいるのに、気づきました。

水面に浮かんで、上を見る姿は可愛らしい。


顔をアップで撮ったのが、次の写真。

グリーンの羽は光の当たり具合によって、黒く見えます。

クチバシの根元に少し黒い部分があり、中央にも黒い筋が入っています。


しばらく撮影していると、陸上にあがって来てくれました。

おかげで、全身を写すことができました。


普通の?ヒドリガモと比べたのが、次の写真。

グリーンの部分だけでなく、顔の下半分の色も、ずいぶん違います。

胸のあたりの色も、やや薄めですね。

相模大堰で撮影した個体も悩みましたが、この個体も、ヒドリガモ × アメリカヒドリの交雑種ではないかと思います。


さらに悩ましかったことに、目の後ろがグリーンの個体は、他にもいました。

次の写真の後ろの個体は、目の後ろの狭い範囲が、グリーンの羽。

しかしそれ以外の部分は、ヒドリガモと同じように見えたので、この個体はヒドリガモではないかと思います。


さらに、グリーンの羽がもう少し多い個体もいました。


こちらも、それ以外の部分がヒドリガモと同じように見えたので、ヒドリガモと判断しました。


グリーンの羽を持つヒドリガモは、けっこうな数がいるのですね。

アメリカヒドリとの交雑が何代前に起こったのかで、体の特徴が変わってくるのでしょうか?

そもそも、この二種の交雑種は、子孫を残せるのでしょうか?


雄雌や季節によっても羽の色が変わる、カモの仲間たち。

それに加えて、交雑もけっこうある、ということがわかって来ました。

深入りすると沼にハマりそうですが・・・今後も引き続き、個体別の観察を続けていきたいと思います。

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