カラシラサギ(千葉県 ふなばし三番瀬海浜公園 2024年8月中旬)

 

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2024年8月中旬

Canon EOS R6 MarkⅡ 

Tamron SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2

No.1,4,5,6,7,8 1.6倍(クロップ)

No.1,3,4,5,6,7,8 Tamron tele converter TC-X20

トリミング無し、露出補正無し、色補正無し


カラシラサギ

Egretta eulophotes

脊索動物門 脊椎動物亜門

鳥綱 ペリカン目

サギ科 コサギ属

準絶滅危惧(環境省)

絶滅危惧Ⅱ類(千葉県)

千葉県 ふなばし三番瀬海浜公園

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8月中旬の、三番瀬での野鳥探し。

広い干潟を見回していると、白鷺たちが集まっている場所がありました。

東京のビル群をバックに集う、白鷺たち。


ほとんどが、背の高いダイサギでしたが、その中に1羽、小柄な鷺がいるのに気づきました(上の写真中央付近)。

気になったので、この個体に注目して、撮影しました。

体の大きさは、コサギと同じくらいのように見えました。

手前のダイサギ、奥のウミネコと比べると、おおよそのスケール感がわかるかと思います。


コサギはクチバシが黒いですが、この個体はイエローとオレンジの間の色。

そして冠羽は、コサギが長い2本なのに対し、この個体はふわふわした多数の羽。


コサギが、背筋を伸ばして足で獲物を探すことが多いのですが、この個体はそのような行動をしていませんでした。

そのかわり時々、姿勢を低くして速足で移動。


目と、クチバシの間は、黄緑色に見えました。


翼をバサバサした瞬間を撮ると、頭から胸、背にかけて、ふわふわした羽が多いように見えました。


以上の特徴から、カラシラサギの、夏羽の個体と判断しました。

同定が正しければ、当ブログ初掲載の種となります。

関東での観察事例が少ないこともあり、慎重に判断したつもりです。

今シーズン、関東の別のポイントで観察されているとは聞いていました。

しかし、三番瀬で観察されているという情報が無かったので、出会えるとは思っていませんでした。

やはり、白鷺は慎重に観察する必要がありますね。

1羽ずつしっかり見ることの大切さを学んだ、今回の出会いでした。


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